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2月のサービス産業活動は、前月比マイナス0.6%と2か月ぶりの低下であったが、水準としては依然高水準。基調判断は据え置き。 2019年4月16日

2月の第3次産業活動指数は、前月比低下

本年2月のサービス産業(第3次産業)活動指数は、指数値106.6、前月比マイナス0.6%と2か月ぶりの低下でした。

本年1月は前月比0.6%とやや大きめの上昇をみせましたが、2月はその反動もあり、低下した様子です。水準としては、四半期ベースで過去最高であった昨年第4四半期の水準106.7にほぼ並ぶ高い水準を維持しており、引き続き上昇基調にあると考えられます。

上昇寄与業種の動向

2月の業種別の動きをみると、全11業種のうち、9業種が前月比低下、1業種が前月比上昇、1業種が横ばいでした。

低下業種の中で、低下寄与が大きかった業種は、卸売業、「医療, 福祉」、情報通信業等が挙げられます。卸売業については、1月は前月比横ばいからの低下でしたが、「医療, 福祉」と情報通信業については、前月の上昇からの反動減という面もみられます。

一方、上昇業種をみると、「運輸業, 郵便業」が唯一前月比で上昇していました。

対個人/対事業所サービスの動向

サービス産業活動指数は、大きく「広義対個人サービス」と「広義対事業所サービス」に分けることができます。

2月の対個人サービス活動指数は、指数値107.2、前月比マイナス0.5%と2か月ぶりの低下でした。対事業所サービス活動指数は、指数値106.1、前月比マイナス0.3%と3か月ぶりの低下となりました。2月は対個人サービス・対事業所サービスともに低下することとなりましたが、依然として上昇基調は続いていると考えられます。

製造業/非製造業依存型事業所向けサービスはともに前月比低下

対事業所サービスは、製造業の取引先が多いか、そうでないかによって、製造業依存型と非製造業依存型に分けることができ、それぞれの指数も計算しています。

それぞれの指数の推移をみると、非製造業依存型事業所向けサービスは緩やかながら上昇傾向を続けてきた一方、製造業依存型事業所向けサービスは伸び悩んでいます。ただ2月は、非製造業依存型事業所向けサービスは前月比マイナス0.7%の低下、製造業依存型事業所向けサービスは前月比マイナス1.4%の低下と、両者の活動指数はともに低下しました。

非選択的/し好的個人向けサービスはともに前月比低下

対個人サービスは、生活必需的な性質で変動の相対的に少ないと考えられる非選択的サービスと、選択性が高く所得環境や経済情勢等の影響を受けやすいと考えられるし好的サービスに分けられ、それぞれの指数も計算しています。

対個人サービスは、1月は前月比上昇だったものの、2月は前月比マイナス0.5%と、2か月ぶりに低下しました。その内訳をみると、非選択的個人向けサービスは前月比マイナス0.2%と3か月ぶりの低下、し好的個人向けサービスは前月比マイナス0.8%と2カ月ぶりの低下で、後者の低下の方が大きく影響しています。し好的個人向けサービスは1月に前月比1.2%と大きく上昇していましたので、その反動による減少という面もあるかもしれません。

2月の基調判断は、「持ち直しの動きがみられる」に据え置き

2月のサービス産業活動指数は前月比マイナス0.6%と、2か月ぶりの前月比低下でした。2月は卸売業をはじめ、幅広い業種で低下がみられました。ただ、1月は前月比0.6%の上昇であったことを考えると、大きな低下ではありません。指数水準としては過去最高水準であった昨年第4四半期に近く、依然高水準にあります。1-2月の水準を均してみても106.9となり、今後の3月の指数値にもよりますが、本年第1四半期の指数水準は、昨年第4四半期を上回る可能性も考えられます。

こうした動きを踏まえ、2月のサービス産業(第3次産業)活動指数の基調判断については、「持ち直しの動きがみられる」に据え置きとしたいと考えます。

結果概要のページ
https://www.meti.go.jp/statistics/tyo/sanzi/result-1.html
参考図表集
https://www.meti.go.jp/statistics/tyo/sanzi/result/reference/slide/result-sanzi-sanko-201902.html
『就職にも使える! 第3次産業活動指数』(マンガ)
https://www.meti.go.jp/statistics/toppage/report/minikaisetsu/slide/20160405ita_manga2016.html

問合せ先

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電話: 03-3501-1511(代表)(内線2854)、03-3501-1644(直通)
FAX : 03-3501-7775
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