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特定機械設備統計調査

全体の概要

平成6年 特定機械設備統計調査

平成11年3月 調査統計部


  1. 進展する工作機械のNC化率
     金属工作機械の保有台数は743247台、そのうち、数値制御工作機械が154389台で、全体に占める数値制御工作機械の割合(NC化率)は20.8%である。 NC化率の推移をみると、平成元年~2年には、42.6%、平成3年以降の3年間では43.6%となり、特に、平成元年以降における急速なNC化の進展がみられる。
  2. 急速に進むFA化
     FMS(フレキシブル生産システム)は2250システム、このうち、設置5年未満のものが1384システムで全体の約7割を占めている。また、産業別にみると、輸送機械器具製造業、一般機械工業などの機械工業で9割弱を占めている。このことから、平成元年以降の設備投資の活発化を反映し、機械工業を中心としたFA化の進展がみられる。
  3. 金属工作機械のリース、2台に1台がNC機
     リース・レンタル率(リース・レンタル数/全設置分)をみると金属工作機械は4.1%、第二次金属加工機械は3.3%となっている。また、リース・レンタルの金属工作機械が30296台ある中で、約半数の14586台が数値制御工作機械である。
  4. 1事業所当たりの保有台数は、最多が輸送用機械器具製造業
     1事業所当たりの金属工作機械の保有台数は、60台である。これを産業別にみると輸送機械器具製造業が144台と最多、次いで、一般機械製造業、精密機械器具製造業の順となり、最も少ないのが金属製家具製造業、次いで電気機械器具製造業となっている。

最終更新日:2007.10.1
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