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工業統計調査

<トピックス>従業者規模別にみた主要項目の状況(従業者10人以上) (39/55)

  1. (2)従業者規模別にみると、300人以上規模は5年を底に上昇、7年には3年水準を超え、また、100~299人規模は3年ピークからの落ち込みも小さく8年には3年水準を超えるなど両規模とも急激な回復ぶり、10年には低下したものの、3年ピークを上回った水準となっている。30~99人規模は3年ピークからの落ち込みが小さく、9年には3年水準をわずかに上回った(対3年0.2ポイントの拡大)が、10年は大幅に低下している。10~29人規模は3年ピーク以降7年まで低下が続き、8年、9年と緩やかに回復の動きをみせたものの、10年には大幅な低下となっている。100人以上規模での急激な上昇は、電気機械器具製造業の新規立地が引き続いていることが影響している。
    東北の従業者規模別出荷額の推移
    (平成3円=100)
    東北の従業者規模別出荷額の推移(平成3円=100)
  2. (3)地区別従業者規模別にみると、
  • 北部地区は、300人以上規模が4年を底に回復、6年には3年ピークを超えるなど、9年まで大幅な上昇が続き、10年には低下したものの、3年水準を大きく上回っている。100~299人規模規模は4年まで上昇、5年、6年とわずかに低下したものの、8年には3年水準を超え、10年は低下となったが、水準的には3年を上回っている。30~99人規模、10~29人規模は3年ピークからの落ち込みも小さく、以降はほぼ横ばい傾向で推移し、10年では3年水準の9割程度に縮小している。なお、10~29人規模、30~99人規模はこの北部地区と後述の中国山陰地区の2地区のみが他地域に比べ落ち込みが比較的小さい。
  • 南部地区は、100~299人規模、300人以上規模が8年以降3年ピークを上回って推移している。30~99人規模は、9年に3年水準をわずかに上回ったものの、10年には低下となっている。10~29人規模は7年まで低下が続き、8年、9年と緩やかに上昇したものの、10年には低下となっている。

北部地区の従業者規模別出荷額の推移
(平成3年=100)
北部地区の従業者規模別出荷額の推移(平成3年=100)

南部市区の従業者別出荷額の推移
(平成3年=100)
南部市区の従業者別出荷額の推移(平成3年=100)

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最終更新日:2007.10.1
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