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工業統計調査

<トピックス>従業者規模別にみた主要項目の状況(従業者10人以上) (40/55)

(3)関東
  1. 1. 北部地区(茨城、栃木、群馬)、南部地区(埼玉、千葉、東京、神奈川)、甲信越地区(新潟、山梨、長野)に分けてみると、甲信越地区(構成比12.7%)、北部地区(同25.0%)の両地区は、南部地区(同62.3%)の水準を大きく上回った推移となっている。甲信越地区は、3年ピークからの落ち込みは北部地区より大きかったものの、7年には北部地区の水準を超え、9年には3年ピークを上回る水準にまで回復したが、10年には低下となっている。北部地区の推移も、甲信越地区と同様なものとなっている。水準的に高い甲信越地区は電電気機械器具(電力制御装置や電子部品など)、一般機械器具(事務用機械)、北部地区は一般機械器具(事務用機械)、電気機械器具(電子計算機関連など)が寄与している。南部地区は、北部・甲信越地区に比べれば水準的には低いものの6年を底に回復の動きをみせたが、10年には低下(前年比▲8.4%減)、3年水準の8割程度となっている。
  2. 2. 従業者規模別にみると、9年に100~299人規模がほぼ3年ピークまで回復したのを除けば、すべての規模で3年水準を下回った推移となっている。なかでも10~29人規模は3年ピークからの落ち込みが大きく、また、その後の回復の動きも緩やかであり、10年には大幅な低下、その水準も3年ピークの8割以下となっている。
関東(北部、南部、甲信越)の出荷額の推移
(平成3年=100)
関東(北部、南部、甲信越)の出荷額の推移(平成3年=100)
関東の従業者規模別出荷額の推移
(平成3年=100)
関東の従業者規模別出荷額の推移(平成3年=100)

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最終更新日:2007.10.1
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