- 統計
- 工業統計調査
- 調査の結果
- 統計表一覧
- 平成10年確報 産業編
- <トピックス>従業者規模別にみた主要項目の状況(従業者10人以上) (43/55)
工業統計調査
<トピックス>従業者規模別にみた主要項目の状況(従業者10人以上) (43/55)
- (3)地区別従業者規模別にみると、
- 東海地区は、全規模回復の動きをみせたものの、10年には全規模低下となっている。100~299人規模、300人以上規模は9年には3年水準近くまで回復したものの、いずれも3年水準までの回復はみられなかった。また、10~29人規模の落ち込みが大きく、6年を底に緩やかに回復の動きをみせたものの、10年には大幅低下となり、3年水準の8割以下まで落ち込んだ。
- 北陸地区は、100~299人規模の水準が最も高く、7年以降は3年水準を大きく上回って推移したが、10年には低下、3年とほぼ同じ水準にとどまっている。30~99人規模は7年以降急激な回復ぶりをみせ、9年には3年ピークを超えたが、300人以上規模では同様な推移ながら3年水準には及ばず、両規模ともに10年には低下となっている。また、10~29人規模では、回復の度合は緩やかであり、10年の低下により、3年水準の8割近くまで水準を縮小させている。
東海地区の従業者規模別出荷額の推移
(平成3年=100)
北陸地区の従業者規模別出荷額の推移
(平成3年=100)
(5)近畿
- 1. 京阪神地区(京都、大阪、兵庫)と京阪神周辺地区(滋賀、奈良、和歌山)に分けてみると、京阪神周辺地区(構成比21.9%)が京阪神地区(同78.1%)の水準を大きく上回った推移となっている。両者とも6年を底に回復の動きをみせているが、京阪神周辺地区が9年には3年ピークの水準まで回復したのに対し、京阪神地区は低水準な推移となっている。両地区とも10年には大幅に低下し、京阪神周辺地区では底である6年とほぼ同水準、京阪神地区では3年水準の8割程度まで落ち込んでいる。なお、京阪神周辺地区での水準が高いのは、電気機械器具製造業(コンピュータなど電子関連)、化学工業、鉄鋼業などが大さく寄与している。
近畿(京阪神、京阪神周辺)の出荷額の推移(平成3年=100)
最終更新日:2007.10.1