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- <トピックス>従業者規模別にみた主要項目の状況(従業者10人以上) (47/55)
工業統計調査
<トピックス>従業者規模別にみた主要項目の状況(従業者10人以上) (47/55)
(8)九州
- 1. 九州は、3年ピークからの落ち込みも小さく、東北とともに他の地域に比べ好調に推移した地域である。北部地区(福岡、佐賀、長崎、大分)と南部地区(熊本、宮崎、鹿児島、沖縄)に分けてみると、南部地区(構成比31.4%)は北部地区(同68.6%)に比べ高い水準で推移している。南部地区は7年には3年ピークを超え、10年は低下となったものの、依然3年水準を上回っている。北部地区も8年には3年ピークを超え、9年も上昇となったが、10年には低下(前年比▲5.4%減)となっている。
九州(北部、南部)の出荷額の推移(平成3年=100)
- 2. 従業者規模別にみると、九州は全規模とも3年ピークからの落ち込みが小さく、また、回復度合も高い。規模別にみると、出荷額の底にズレはみられるものの、30人以上の3規模では3年水準を上回る回復ぶりをみせたが、10年にはいずれも低下となっている。10年の低下では30~99人規模が3年水準を下回ったものの、100人~299人規模、300人以上規模では上回っている。一方、10~29人規模は緩やかな回復から10年には大幅に低下(前年比▲9.2%減)している。
九州の従業者規模別出荷額の推移(平成3年=100)
最終更新日:2007.10.1