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統計
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第3次産業活動指数(トップページ)
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第3次産業活動指数 サービス産業の動きから見る日本の景気
結果の概要【プレス情報 2019年5月分】(2019年7月11日発表)
- 第3次産業活動は持ち直しの動きにあるが、一部に弱さががみられる -
- 2019年5月の第3次産業活動指数は、106.8、前月比-0.2%の低下となった。
- 広義対個人サービスは同-0.3%の低下、広義対事業所サービスは同0.0 %の横ばいとなった。
- 総じてみれば、第3次産業活動は持ち直しの動きにあるが、一部に弱さがみられる。(基調判断を据え置き)。
最新の指数の解説
2019年5月のサービス産業活動は、前月比マイナス0.2%と2か月ぶりの低下。活動水準は高水準であるものの、一部の業種では引き続き弱さがみられる。基調判断は据え置き。
季節調整済指数 | 原指数 | |||
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指数 | 前月比 | 指数 | 前年同月比 | |
第3次産業活動指数 | 106.8 | -0.2 | 104.7 | 0.5 |
広義対個人サービス | 107.2 | -0.3 | 107.9 | 0.8 |
広義対事業所サービス | 107.1 | 0.0 | 101.6 | 0.0 |
業種別動向
- 内訳の大分類業種では、11業種中、卸売業など6業種が低下、情報通信業など4業種が上昇、物品賃貸業(自動車賃貸業を含む)が横ばい。
- 表1.第3次産業総合を大きく動かした業種と主な要因
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業種名 主な要因 低下方向に影響した業種 卸売業 飲食料品卸売業は製造業向け取引や飲食店、小売業向け取引の減少などにより食料・飲料卸売業、農畜産物・水産物卸売業ともに低下、医薬品・化粧品等卸売業が先月好調だった小売業向け取引の反動減などにより低下。 生活娯楽関連サービス 宿泊業のホテル、旅館や、「飲食店,飲食サービス業」の「食堂,レストラン,専門店」が先月好調の反動もあり低下。 小売業 飲食料品小売業、燃料小売業などの日常生活に密着した商品の販売が低調だったことなどから低下。 上昇方向に影響した業種 情報通信業 情報サービス業はゲームソフトが国内需要が堅調なことに加え海外向けソフトの新作効果もあり上昇、受注ソフトウェアやソフトウェアプロダクト(除くゲームソフト)といった民間事業者向け販売が順調だったことなどにより上昇。 金融業,保険業 銀行業・協同組織金融業の金融決済業務が全銀システム取扱高など全般的に順調だったことなどから上昇、金融商品取引業,商品先物取引業の流通業務が株取引の増加により上昇。 運輸業,郵便業 道路貨物運送業は宅配貨物運送業が引き続き取扱量の好調により上昇。 - 表2.大分類業種の前月比と寄与度
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単位:% 業種名 前月比
(寄与度)前年同月比 寄与した主な内訳業種 <低下業種> 卸売業 -1.2
(-0.16 )-3.1 食料・飲料卸売業
医薬品・化粧品等卸売業生活娯楽関連サービス -1.4
(-0.15 )3.4 ホテル
旅館
食堂,レストラン,専門店小売業 -0.9
(-0.09 )0.1 飲食料品小売業
燃料小売業事業者向け関連サービス -0.4
(-0.04 )2.4 土木・建築サービス業 不動産業 -0.4
(-0.03 )0.0 戸建住宅売買業 電気・ガス・熱供給・水道業 -0.4
(-0.01 )0.7 電気業 <上昇業種> 情報通信業 1.0
(0.11 )2.5 ソフトウェア業
情報処理・提供サービス業金融業,保険業 0.9
(0.09 )-3.2 全銀システム取扱高
流通業務運輸業,郵便業 0.8
(0.08 )0.7 道路貨物運送業 医療,福祉 0.1
(0.01 )1.9 <横ばい業種> 物品賃貸業(自動車賃貸業を含む) 0.0
(0.00 )0.4 - 業種は第3次産業総合の前月比への寄与度の大きい順に掲載しています。
- 寄与度とは、あるデータ全体の変化に対して、その構成要素である個々のデータの変化がどの程度貢献しているかを示す指標です。
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最終更新日:2019年7月11日