-
-
統計
-
第3次産業活動指数(トップページ)
-
集計結果又は推計結果
- 最新結果の概要
第3次産業活動指数 サービス産業の動きから見る日本の景気
結果の概要【プレス情報 2019年11月分】(2020年1月17日発表)
- 第3次産業活動は足踏みがみられる -
- 2019年11月の第3次産業活動指数は、105.4、前月比1.3%の上昇となった。
- 広義対個人サービスは同1.7%、広義対事業所サービスは同0.6%のそれぞれ上昇となった。
- 総じてみれば、第3次産業活動は足踏みがみられる(基調判断を据え置き)。
最新の指数の解説
2019年11月のサービス産業活動は、前月比1.3%と2か月ぶりの上昇。10月に大幅に低下した生活娯楽関連サービスや小売業、卸売業をはじめ幅広い業種で上昇したものの、10月の低下幅を考えると、戻りは大きくない。基調判断は「足踏みがみられる」を据え置き。
季節調整済指数 | 原指数 | |||
---|---|---|---|---|
指数 | 前月比(%) | 指数 | 前年同月比(%) | |
第3次産業活動指数 | 105.4 | 1.3 | 103.7 | -1.4 |
広義対個人サービス | 105.9 | 1.7 | 104.8 | -1.1 |
広義対事業所サービス | 104.9 | 0.6 | 102.6 | -1.8 |
業種別動向
- 内訳の大分類業種では、11業種中、生活娯楽関連サービスなど8業種が上昇、情報通信業など3業種が低下
- 表1.第3次産業総合を大きく動かした業種と主な要因
-
業種名 主な要因 上昇方向に影響した業種 生活娯楽関連サービス 娯楽業はプロスポーツ(スポーツ系興行団)が試合数や観客数が増加したことから上昇、「飲食店,飲食サービス業」は天候条件に恵まれたこともあり客足が復調するなど内訳4業種すべてが上昇。 小売業 低調だった10月からの戻しもあり内訳7業種すべてが上昇。特に自動車小売業、各種商品小売業が大きく上昇。 卸売業 飲食料品卸売業、電気機械器具卸売業、自動車卸売業などが低調だった10月からの戻しもあり上昇、特に小売業向け取引が順調。 事業者向け関連サービス 建設コンサルタントが、民需や外需が増加したことから上昇。 低下方向に影響した業種 情報通信業 情報サービス業が内訳のソフトウェア業、情報処理・提供サービス業がいずれも低下、なかでもゲームソフトがこのところの高い活動水準からの反動もあり低下。 電気・ガス・熱供給・水道業 電気業が気温が高めに推移したこともあり暖房需要が伸びなかったこともあり低下。 - 表2.大分類業種の前月比と寄与度
-
単位:% 業種名 前月比
(寄与度)前年同月比 寄与した主な内訳業種 <上昇業種> 生活娯楽関連サービス 4.2
(0.44 )-1.3 プロスポーツ(スポーツ系興行団)
食堂,レストラン,専門店
パブレストラン,居酒屋小売業 4.5
(0.42 )-3.5 自動車小売業
各種商品小売業
飲食料品小売業卸売業 1.9
(0.25 )-5.4 飲食料品卸売業
電気機械器具卸売業
自動車卸売業事業者向け関連サービス 2.6
(0.20 )0.8 土木・建築サービス業
機械設計業運輸業,郵便業 0.9
(0.09 )-2.4 運輸施設提供業 不動産業 0.8
(0.06 )-0.9 マンション分譲業 物品賃貸業(自動車賃貸業を含む) 0.8
(0.02 )1.6 レンタル業 医療,福祉 0.1
(0.01 )2.1 <低下業種> 情報通信業 -0.7
(-0.08 )-0.2 ソフトウェア業 電気・ガス・熱供給・水道業 -1.7
(-0.05 )-0.7 電気業 金融業,保険業 -0.3
(-0.04 )-2.5 流通業務 - 業種は第3次産業総合の前月比への寄与度の大きい順に掲載しています。
- 寄与度とは、あるデータ全体の変化に対して、その構成要素である個々のデータの変化がどの程度貢献しているかを示す指標です。
ダウンロードのご案内
-
最新公表資料(PDF形式)
(html形式) (2019年11月分)
-
サービス産業活動図表集 2019年11月の第3次産業活動指数の状況(PDF形式)
(2019年11月分) (図表集のスライドショーはこちら)
- 時系列データのダウンロード
- 過去の公表資料 (2011年1月分以降)
最終更新日:2020年1月17日