- 統計
- 商業統計
- 統計表一覧
- 平成9年商業統計 立地環境特性別統計編(小売業)確報
- 概要(21/65)
商業統計
概要(21/65)
7.商品販売額の販売形態別割合
-8割を占める店頭販売は商業集積地区中心に縮小-
販売形態別割合をみると、すべての地区で店頭販売の割合が最も高く、9割近い商業集積地区をはじめすべての地区で6割以上が店頭販売となっている。
地区別にみると、商業集積地区では、店頭販売の割合が86.2%と非常に高いが、前回に比べ▲1.2ポイントの縮小、自動販売機による販売は横ばい、訪問販売、通信・カタログ販売は拡大している。オフィス街地区では、店頭販売、自動販売機による販売、その他(共同購入等)が縮小し、訪問販売、通信・カタログ販売が拡大となった。住宅地区では、通信・カタログ販売が縮小、その他(共同購入等)が拡大となったが、他の販売形態にはほとんど変化はみられない。工業地区では、他の地区に比べれば店頭販売が66.8%と小さいが、前回に比べ0.4ポイントの拡大、また、訪問販売、その他(共同購入等)も拡大したが、通信・カタログ販売は同▲1.4ポイントの縮小となっている。その他地区は、店頭販売の割合が縮小し、他の販売形態は拡大または横ばいとなっている。
全体として、店頭販売の割合が縮小するなかで、住宅地区、工業地区ではその割合が拡大もしくは横ばい、かつ、通信・カタログ販売の割合が縮小しているが、これは、地元の住民や工場、そこに勤める従業者を主たる顧客とする地元密着型の商店が多いためと考えられる。
特性地区別、商品販売額の販売形態別割合
最終更新日:2010.11.2