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統計
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利用上の注意、用語の解説
利用上の注意
- 季節調整方法については、センサス局法のX-12-ARIMAにより季節、曜日・祝祭日調整を行っています(本調査結果で季節調整済指数と記述している箇所は、季節、曜日・祝祭日調整済のものです)。
- 本結果表に記載された数値を他に転載するときは、「経済産業省:全産業活動指数」による旨を必ず明記してください。
スペックファイル(Spec File)
使用しているスペックファイル等、季節指数等の運用については、こちらを参照してください。
提供しているExcelファイルについて
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年月の表記は以下のとおり。
- 月次
- 西暦4桁と月を2桁で表記。
例:2015年10月→201510、2016年1月→201601 - 四半期
- 西暦4桁と、第1四半期~第4四半期をQ1~Q4の2桁で表記。第1四半期は1~3月、第2四半期は4~6月、第3四半期は7~9月、第4四半期は10~12月。
例:2015年第3四半期→2015Q3 - 年(暦年)
- 西暦4桁とCYで表記。
例:2014年(1月~12月)→2014CY - 年度
- 西暦4桁とFYで表記。
例:2014年度(2014年4月~2015年3月)→2014FY
用語の解説
【あ行】
- ウェイト(weight)
- 基準年における、ある特定の項目の全体に対する基準額の構成比。
- X-12-ARIMA
- 米センサス局が開発した季節調整法、センサス局法のモデルの一つ。曜日や祝祭日、うるう年による変動を調整することができる。
【か行】
- 加重平均(かじゅうへいきん:weighted average)
- 個別品目指数にウェイトを乗じたものの総和を算出し、これをウェイトの総和で除すことによって、複数の品目を総合化すること。全産業活動指数で採用しているラスパイレス数量算式も加重平均を用いた算式である。
- 基準年(きじゅんねん:base year)
- 指数作成の際基準(分母)となる年のこと。基準年が変われば基準となる値も変わるため、異なる基準の指数同士をそのまま比べてはならない。
- 基準改定(きじゅんかいてい:revise of the base year)
- 全産業活動指数はラスパイレス数量算式を採用しているため、基準年から離れるにしたがって業種間の相対価格の変化から実際の生産活動と指数の動きにズレが生じることがある。そのため、5年毎(西暦末尾が0、5の年)に基準年の変更、採用系列の入れ替え、ウェイトの再計算などを行い実際の生産動向を反映するようにしている。
- 季節調整(きせつちょうせい:seasonal adjustment)
- 5月に大型連休で工場の操業日数が減って生産が減ったり、決算対策のために年度末に生産が増えるといったような季節的、社会制度による1年を周期として繰り返される変動を取り除くこと。 これを行うことによって前月や前期との比較が可能となる。
- 季節調整済指数(きせつちょうせいずみしすう:seasonally adjusted index
- 原指数に季節調整を行った指数。
季節調整済指数 = 原指数 ÷ 季節指数(×季節、曜日・祝祭日・うるう年指数)
により算出される。動向をみる場合には前月比が主に使用される。 - 業種分類(ぎょうしゅぶんるい:classification by industry)
- 平成22年基準の第3次産業活動指数は、日本標準産業分類(平成25年10月改定)のうち第3次産業に属する13大分類を対象範囲としているが、本指数の業種分類は、日本標準産業分類を一部組み替えた大分類11業種としている。
- 原指数(げんしすう:original index)
- 指数作成用データをそのまま指数化したもの。全産業活動指数等、季節的な変動を含む場合が多く、動向をみる場合には前年同月比が主に使用される。
- 鉱工業生産指数(こうこうぎょうせいさんしすう:Indices of Industrial Production)
- 生産動態統計などをもとに、鉱業・製造工業の生産、出荷、在庫動向や、生産能力、稼働率、生産予測を表す指標として作成している。基準年の固定ウェイトで加重平均するラスパイレス数量算式を使用。基準の改定は5年毎に行っている。発表が早く、国内の生産活動を表す代表的な指標として用いられる。
- 指数(しすう:index)
- 変動する数値の大小関係を比率の形にして表したもの。特に経済分析のための指数を経済指数と呼ぶこともある。
- 時系列データ(じけいれつでーた:time-series data)
- 半年前-5か月前……2か月前-1か月前-今月といった連続した時点のデータのこと。
- 接続指数(せつぞくしすう:connected index)
- 通常、基準年の異なる指数同士を比べることはできないが、前基準と現基準とで公表する値の期間が一部重なることから、それぞれの重なった期間からリンク係数を求め、前基準の指数にリンク係数を乗じて指数水準を修正することによって比較できるようにした指数のこと。 あくまで指数水準を修正しただけなので基準改定による品目の入れ替え等は考慮されておらず、長期間に渡る比較の際には注意が必要。
- 前月比(ぜんげつひ:percent change from previous month)
- 当月を前月と比較して求められる比率。調査統計グループでは1.3%増や-0.5%減のように%変化率で表している。経済指数には季節的な要因が含まれるものが多く、そのままでは比較することができないため、季節調整を行って比較が可能にしてから前月比を求める。
- 全産業活動指数(ぜんさんぎょうかつどうしすう:Indices of All Industrial Activity)
- 全産業の生産活動状況を供給面からとらえることを目的とした指数で、鉱工業生産指数、第3次産業活動指数、建設業活動指数を基準年の産業連関表の付加価値額ウェイトにより加重平均して算出している。
- 前年同月比(ぜんねんどうげつひ:percent change from previous year)
- 当月と前年の同じ月を比較して求められる比率。調査統計グループでは1.3%増や-0.5%減のように%変化率で表している。前年の同じ月と比べるため季節的な変動を考慮せず比べることができ、簡単に求められることから幅広く利用されており、原指数を用いて計算する。ただし前年同月の値に対する伸びのため、前年同月比どうしを比べる際には注意を要する。
- 第3次産業活動指数(だいさんじさんぎょうかつどうしすう:Indices of Tertiary Industry Activity)
- 第3次産業の動向を総合的に把握することを目的として、経済産業省の特定サービス産業動態統計、商業動態統計や、他省庁所管等の第3次産業の活動に関する統計を月次指数化したもの。
第3次産業の各活動を統一的尺度でみることができ、サービス部門の活動動向をみることができる。 - 年間補正(ねんかんほせい:annual revision)
- 全産業活動指数などでは最新年のデータが1年分そろった段階でその年の原指数を再計算し、その系列を利用して季節指数を算出し、季節指数を確定するとともに、翌年分の暫定季節指数を算出する処理。
- ラスパイレス算式(Laspeyres formula)
- 指数を作成するための算式の一つで、個別指数を基準時のウェイトで総合化を行う加重算術平均法。一度ウェイトを計算しておくと、月々の数量を得るだけで指数計算を行うことができる。 計算式は次のとおり。
- リンク係数(りんくけいすう:Link Coefficient)
- 接続指数の作成時に使用する前基準と今基準の指数のデータ水準を補正する係数。季節調整済指数を使用して計算する。計算式は次のとおり。
【さ行】
【た行】
【な行】
【ら行】
最終更新日:2015年9月24日