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輸出移動書類

バーゼル条約では、有害廃棄物等の移動に移動書類が伴うことが義務付けられています。輸出の承認を受けた者が貨物を輸出しようとするときは、バーゼル法第５条第１項の規定に基づき、移動ごとに、経済産業大臣より輸出移動書類の交付を受けなければなりません。
（申請から交付まで１週間程度となります。）

輸出移動書類の取扱い手引き（PDF形式：293KB）

申請に必要な書類

輸出移動書類の交付申請に必要な書類は以下のとおりです。なお、輸出移動書類の交付申請書の内容と相手国に通告した内容（輸出承認申請の内容）が一致する場合に限り、輸出移動書類が交付されます。
※移動が複数回にわたる場合、各輸出移動書類に記載する数量の累計は輸出承認証の数量の範囲である必要があります。

番号	書類名
（１）	輸出移動書類交付申請書（様式）【２通】　様式　様式　記入例
（２）	輸出移動書類交付申請書（別紙）【２通】　別紙様式［日英］　別紙様式［日英］　別紙様式［英］　別紙様式［英］　記入例［日英］　記入例［英］　説明書電子申請の場合通告書の内容を自動転記した様式を個別に提供します。　別紙様式［サンプル］・Excelファイルに入力するのは、水色セルの５カ所のみとなります。・入力したExcelファイルと輸出者署名欄にサインしたPDFファイルの両方をNACCSへ添付してください。・別途、サインした原本１通を郵送ください。
（３）	輸出移動書類交付申請書の添付書類 ※添付書類がある場合のみ
（４）	その他必要な書類 ※例えば、次の書類が必要となる場合があります。（これ以外の書類が必要となることもありますので、ご協力ください。）輸出承認証の写し（両面）【１通】（書面申請の場合のみ）
（５）	手数料（収入印紙）　１０，６００円（電子申請）　１２，０００円（書面申請） ※上記（１）の書類のうち、１通の余白に貼付してください。

※電子申請の場合、上記（１）及び（２）（サインした原本）は返信用レターパック等を同封の上、郵送ください。

電子申請

書面申請と比べ、手数料が減額されます。
（※原本の提出（郵送）が必要な書類があります。）

＜よくある質問＞

[Q1]　輸出移動書類の第8欄には何を記載するのでしょうか。全ての運搬者を記入しなければならないのでしょうか。

予定される全ての運搬者の情報を記載しなければなりません。
ただし、運搬手段（Means of transport）、移動日（Date of receipt/transfer）及び署名の欄については、移動書類の交付申請時ではなく、運搬を開始した後に実際の運搬人が記入する必要があります。
運搬者が３者以内の場合は、このBLOCKに直接記載ください。
運搬者が３者より多い場合は、「More than 3 carriers」にチェックするとともに、「8.(a)第一運搬者（ 1^st Carrier）」欄に「SEE ATTACHED SHEET NO.×」と記入して、全ての運搬者の情報を、一覧様式に記載ください（通告書添付のATTACHED SHEET は使用しないでください）。

[Q2]　輸出移動書類の様式として、英和版、英語版の両方がありますが、どちらを使用することが望ましいでしょうか。

申請者のニーズにあわせて、英和版、英語版のいずれかを利用ください。輸出先によっては、英語版を使用するほうが一般的な場合もありますので、この場合には英語版の使用をおすすめいたします。

※ その他、記載方法などにご不明な点がある場合は、FAQをご確認ください。

処分完了等の報告について

特定有害廃棄物等の輸出者には、特定有害廃棄物等が輸入国において輸出移動書類に記載された内容に従って環境の保全上適正な方法で処分されるよう努めることが求められます。このため、輸入者に対して、バーゼル条約又はOECD理事会決定において回収施設に義務付けられた、特定有害廃棄物等の受領及び処分完了の報告を輸出者及びバーゼル条約の日本における権限のある当局である環境省へ送付するよう働きかけてください。