LPガスの安全・規制
液化石油ガス(LPガス)は、都市ガスとならんで主要な家庭用燃料のひとつとして、全国約2,500万世帯で使用されています。
LPガス販売事業者は、液化石油ガス法(液化石油ガスの保安の確保及び取引の適性化に関する法律)に基づき、ガスの漏えいによる爆発や火災、不完全燃焼による一酸化炭素中毒などの事故が起こらないように、供給設備点検・消費設備点検などの保安業務を万全に行うよう義務付けられています。安全器具の普及もあって、LPガスの事故は年々減少してきていましたが、ここ数年は下げ止まり傾向が見られ、平成18年以降は増加傾向を示しています。
経済産業省では、液化石油ガス法の適正な運用や保安対策指針の周知徹底によって、LPガスの消費者の保安確保のため一層の充実を図っていきます。
LPガス設備の管理責任
- LPガスの設備のうち、供給設備については販売店に、消費設備については消費者に管理責任があります。万一の事故を防ぐためには、消費者自らが自分の目で設備や使用状況の点検・確認を行う必要があります。
保安優良液化石油ガス販売事業者(技術総括・保安審議官表彰受賞者)
経済産業省では、LPガスの保安高度化を図るため、自主的な保安活動を積極的に推進し、消費者保安に対し顕著な功績を挙げられた販売事業者、保安機関、団体及び個人の方々に対し、技術総括・保安審議官表彰を行っております。
本ホームページでは、受賞された方のうち、保安優良販売事業者について紹介しております。
※原子力安全・保安院の廃止に伴い、平成24年度から「原子力安全・保安院長表彰」を「商務流通保安審議官表彰」と改めました。
※組織改編に伴い、平成29年度から「商務流通保安審議官表彰」を「技術総括・保安審議官表彰」と改めました。
お問合せ先
産業保安・安全グループ ガス安全室
電話:03-3501-1511(内線)4931~4937