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統計
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お役立ちミニ経済解説(by.経済解析室)(トップページ)
- 動きで見る経済指標
- 自動車部品の国内生産と米国・中国向け出荷との関係
自動車部品の国内生産と米国・中国向け出荷との関係
- 輸送機械工業は、他の産業に比べてグローバル化が進んでいます。そこで、自動車部品の国内生産と海外向け、特に米国向け、中国向け出荷の関係を「動くバブルチャート」で「見える化」してみました。
- このバブルチャートでは、自動車部品について、バブルの大きさでその国内生産指数、縦軸で米国向け出荷指数、横軸で中国向け出荷指数をあらわしています。期間は、2005年度から2015年度ですが、2010年度でチャートを2枚に分けています。
- このチャートでは、バブルが上に動けば米国向け出荷が、右に動けば中国向け出荷が伸びていることをあらわします。前半5年間では、いわゆるリーマンショックを挟んで、米国向け出荷が低下し、自動車部品の国内生産も縮小しましたが、中国向け出荷は増加という動きでした。
- 後半5年では、最初の2年で中国向け出荷が大きく低下し、2014年度に大きく回復するというダイナミックな動きになっています。
- ただ、米国向け出荷や国内生産量は、リーマンショック前の水準には戻れていないようです。
最終更新日:2016年9月14日