鉱工業指数と第3次産業活動指数からみた平成28年7-9月期の産業活動
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簡単な概要
経済解析室が公表している「全産業活動指数」、「鉱工業指数」、「鉱工業出荷内訳表」、「第3次産業活動指数」を用いて、平成28年7-9月期の企業活動をグラフ化した、ミニ経済分析『平成28年7-9月期の産業活動』を公表しました。
平成28年7-9月期の産業活動は、
- 「全産業活動指数」は、前期比0.6%上昇と2期連続上昇。内訳の「鉱工業指数」、「第3次産業活動指数」、「建設業活動指数」は全て前期比上昇。
- 「鉱工業生産指数」は、乗用車や半導体・フラットパネルディスプレイ製造装置の生産が好調で、前期比1.3%上昇と2期連続の上昇。
- 「鉱工業出荷指数」は、国内向け、輸出向け出荷ともに上昇したため、前期比0.7%上昇と2期連続の上昇。
- 「鉱工業在庫指数」は、前期比-2.6%低下と2期連続の低下。在庫循環も「意図せざる在庫減局面」入り。
- 「第3次産業活動指数」は、前期比0.4%上昇と3期連続の上昇。指数水準104.2は、平成20年4-6月期の104.5以来の高水準。
- 「広義対事業所サービス指数」は前期比0.5%上昇と2期連続上昇で、「広義対個人サービス指数」は前期比0.2%上昇と2期ぶりの上昇。今期は、対事業所サービスの寄与が大きかった。
- 「広義非選択的個人向けサービス指数」は、前期比0.3%上昇と2期ぶりに上昇したが、「広義し好的個人向けサービス指数」は、前期比-0.1%低下と2期ぶりの低下。平成27年以降、し好的個人向けサービスの伸び悩みが続いている。
- 「製造業依存型事業所向けサービス活動指数」は、前期比1.9%上昇と2期ぶりの上昇。一方、「非製造業依存型事業所向けサービス活動指数」は、前期比0.1%上昇とほぼ横ばい。低迷していた製造業依存型事業所向けサービス活動指数が、足下では上向きとなっている。
- 「建設業活動指数」は、前期比1.9%上昇と3期連続の上昇。内訳の民間企業設備や民間住宅が全体を押し上げた。
となりました。
詳細な内容につきましては上記スライドショーを御覧いただくか、
こちらのダウンロード用ファイル(PDF版)を御覧下さい。