第３次産業活動指数 サービス産業の動きから見る日本の景気

最新の指数の解説

• 内訳の大分類業種では、11業種中、事業者向け関連サービスなど6業種が低下、卸売業など4業種が上昇、金融業,保険業が横ばい。

表１．第３次産業総合を大きく動かした業種と主な要因

業種名	主な要因
低下方向に影響した業種
事業者向け関連サービス	技術サービス業が土木･建築サービス業の減少により低下。
医療,福祉
不動産業	マンション分譲業が先月の大幅増の反動により低下。
上昇方向に影響した業種
卸売業	「その他の卸売業」の上昇や、食料･飲料卸売業が廉売規制前の駆け込みもあり上昇。
生活娯楽関連サービス	「飲食店,飲食サービス業」や美容業が上昇。

表２．大分類業種の前月比と寄与度

単位：％

業種名	前月比 (寄与度)	前年同月比
寄与した主な内訳業種
＜低下業種＞
事業者向け関連サービス	-2.2 (-0.17 )	1.9
土木･建築サービス業
医療,福祉	-1.1 (-0.15 )	2.8
不動産業	-0.7 (-0.05 )	0.6
マンション分譲業
小売業	-0.5 (-0.05 )	1.1
燃料小売業 飲食料品小売業
情報通信業	-0.3 (-0.03 )	1.7
ソフトウェア業
物品賃貸業（自動車賃貸業を含む）	-0.1 (0.00 )	0.6
＜上昇業種＞
卸売業	1.4 (0.19 )	1.3
その他の卸売業 食料･飲料卸売業
生活娯楽関連サービス	0.6 (0.07 )	1.1
飲食店,飲食サービス業 美容業
運輸業,郵便業	0.5 (0.05 )	3.6
郵便業（信書便事業を含む）
電気･ガス･熱供給･水道業	1.0 (0.03 )	1.4
電気業
＜横ばい業種＞
金融業,保険業	0.0 (0.00 )	2.9

(注)

1. 業種は第３次産業総合の前月比への寄与度の大きい順に掲載しています。
2. 寄与度とは、あるデータ全体の変化に対して、その構成要素である個々のデータの変化がどの程度貢献しているかを示す指標です｡

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