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統計
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第3次産業活動指数(トップページ)
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第3次産業活動指数 サービス産業の動きから見る日本の景気
結果の概要【プレス情報 2019年2月分】(2019年4月16日発表)
- 第3次産業活動は持ち直しの動きがみられる -
- 2019年2月の第3次産業活動指数は、106.6、前月比-0.6%の低下となった。
- 広義対個人サービスは同-0.5%、広義対事業所サービスは同-0.3 %のそれぞれ低下となった。
- 総じてみれば、第3次産業活動は持ち直しの動きがみられる。(基調判断を据え置き)。
最新の指数の解説
2019年2月の第3次産業活動指数は、前月比マイナス0.6%と2か月ぶりの低下であったが、引き続き高水準。基調判断は据え置き。
季節調整済指数 | 原指数 | |||
---|---|---|---|---|
指数 | 前月比 | 指数 | 前年同月比 | |
第3次産業活動指数 | 106.6 | -0.6 | 100.5 | 0.9 |
広義対個人サービス | 107.2 | -0.5 | 100.1 | 1.3 |
広義対事業所サービス | 106.1 | -0.3 | 100.9 | 0.6 |
業種別動向
- 内訳の大分類業種では、11業種中、卸売業など9業種が低下、運輸業,郵便業が上昇、小売業が横ばい。
- 表1.第3次産業総合を大きく動かした業種と主な要因
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業種名 主な要因 低下方向に影響した業種 卸売業 各種商品卸売業や鉱物・金属材料卸売業が製造業向けの中間投入財や原油などの輸入品取引が低調だったことなどにより低下。 医療,福祉 医療業は「病院・一般診療所」がインフルエンザの流行の一巡が例年より早かったこともあり低下。 情報通信業 ソフトウェア業は受注ソフトウェアやゲームソフトが好調だった先月の反動などにより低下。 金融業,保険業 金融業は「銀行業・協同組織金融業」の金融決済業務が全般的に不調だったことや、「金融商品取引業、商品先物取引業」の流通業務が株取引が低調だったことから低下。 上昇方向に影響した業種 運輸業,郵便業 水運貨物運送業や港湾運送業が輸出品の取扱い量が若干復調したことなどにより上昇。 - 表2.大分類業種の前月比と寄与度
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単位:% 業種名 前月比
(寄与度)前年同月比 寄与した主な内訳業種 <低下業種> 卸売業 -0.9
(-0.13 )-0.4 各種商品卸売業
鉱物・金属材料卸売業医療,福祉 -0.8
(-0.12 )2.1 情報通信業 -0.9
(-0.10 )1.7 ソフトウェア業 金融業,保険業 -0.8
(-0.09 )0.1 金融決済業務
流通業務不動産業 -0.8
(-0.07 )0.6 マンション分譲業 生活娯楽関連サービス -0.3
(-0.03 )1.8 冠婚葬祭業 事業者向け関連サービス -0.3
(-0.02 )3.3 土木・建築サービス業 物品賃貸業(自動車賃貸業を含む) -0.5
(-0.01 )0.5 電気・ガス・熱供給・水道業 -0.4
(-0.01 )-3.6 電気業 <上昇業種> 運輸業,郵便業 0.6
(0.06 )0.4 水運貨物運送業
港湾運送業<横ばい業種> 小売業 0.0
(0.00 )0.9 - 業種は第3次産業総合の前月比への寄与度の大きい順に掲載しています。
- 寄与度とは、あるデータ全体の変化に対して、その構成要素である個々のデータの変化がどの程度貢献しているかを示す指標です。
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サービス産業活動図表集 2019年2月の第3次産業活動指数の状況(PDF形式)
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最終更新日:2019年4月16日