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第3次産業活動指数(トップページ)
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第3次産業活動指数 サービス産業の動きから見る日本の景気
結果の概要【プレス情報 2019年6月分】(2019年8月13日発表)
- 第3次産業活動は持ち直しの動きにあるが、一部に弱さががみられる -
- 2019年6月の第3次産業活動指数は、106.9、前月比-0.1%の低下となった。
- 広義対個人サービスは同-0.2%、広義対事業所サービスは同-0.4%のそれぞれ低下となった。
- 総じてみれば、第3次産業活動は持ち直しの動きにあるが、一部に弱さががみられる(基調判断を据え置き)。
最新の指数の解説
2019年6月のサービス産業活動は、前月比マイナス0.1%と3か月ぶりの低下。活動水準は高水準であるものの、一部の業種では引き続き弱さがみられる。基調判断は据え置き。
季節調整済指数 | 原指数 | |||
---|---|---|---|---|
指数 | 前月比 | 指数 | 前年同月比 | |
第3次産業活動指数 | 106.9 | -0.1 | 106.8 | 0.6 |
広義対個人サービス | 107.7 | -0.2 | 106.3 | 1.4 |
広義対事業所サービス | 106.3 | -0.4 | 107.2 | -0.2 |
業種別動向
- 内訳の大分類業種では、11業種中、金融業,保険業など7業種が低下、卸売業など4業種が上昇。
- 表1.第3次産業総合を大きく動かした業種と主な要因
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業種名 主な要因 低下方向に影響した業種 金融業,保険業 銀行業・協同組織金融業の金融決済業務が先月の反動減もあり全銀システム取扱高をはじめ内訳4決済すべて減少したことから低下、金融商品取引業,商品先物取引業の流通業務が株取引の低調により低下。 運輸業,郵便業 運輸に附帯するサービス業の道路施設提供業が大型連休期間の交通量増加の反動もあり低下。 小売業 自動車小売業が低調だった国内販売により低下したほか、飲食料品小売業も低下。 上昇方向に影響した業種 卸売業 食料・飲料卸売業が先月の大幅低下からの反動もあり上昇、医薬品・化粧品等卸売業が医薬品の輸出入取引の増加などにより上昇。 医療,福祉 情報通信業 情報サービス業は受注ソフトウェアが民需・官公需とも順調だったことにより上昇、ゲームソフトが国内向け・海外向けソフトの新作販売もあり上昇。 - 表2.大分類業種の前月比と寄与度
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単位:% 業種名 前月比
(寄与度)前年同月比 寄与した主な内訳業種 <低下業種> 金融業,保険業 -2.0
(-0.21 )1.1 全銀システム取扱高
流通業務運輸業,郵便業 -1.1
(-0.11 )-1.6 運輸施設提供業 小売業 -0.7
(-0.07 )-0.4 自動車小売業
飲食料品小売業電気・ガス・熱供給・水道業 -1.2
(-0.03 )-2.0 電気業 生活娯楽関連サービス -0.1
(-0.01 )2.9 自動車整備業
パブレストラン,居酒屋
ファーストフード店及び飲食サービス業事業者向け関連サービス -0.1
(-0.01 )1.6 土木・建築サービス業 物品賃貸業(自動車賃貸業を含む) -0.1
(0.00 )0.1 <上昇業種> 卸売業 1.3
(0.17 )-1.7 食料・飲料卸売業
医薬品・化粧品等卸売業医療,福祉 0.7
(0.10 )1.1 情報通信業 0.5
(0.06 )3.0 受注ソフトウェア
ゲームソフト不動産業 0.6
(0.04 )0.4 戸建住宅売買業
マンション分譲業- 業種は第3次産業総合の前月比への寄与度の大きい順に掲載しています。
- 寄与度とは、あるデータ全体の変化に対して、その構成要素である個々のデータの変化がどの程度貢献しているかを示す指標です。
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最終更新日:2019年8月13日