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統計
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第3次産業活動指数 サービス産業の動きから見る日本の景気
結果の概要【プレス情報 2020年1月分】(2020年3月13日発表)
- 第3次産業活動は足踏みがみられる -
- 2020年1月の第3次産業活動指数は、105.9、前月比0.8%の上昇となった。
- 広義対個人サービスは同1.1%、広義対事業所サービスは同1.4%のそれぞれ上昇となった。
- 総じてみれば、第3次産業活動は足踏みがみられる(基調判断を据え置き)。
最新の指数の解説
2020年1月のサービス産業活動は、前月比0.8%と2か月ぶりの上昇。昨年10月の大幅低下から指数値は戻しつつあるが、それ以前の活動水準と比べると、いまだ低い水準にとどまる。基調判断は「足踏みがみられる」を据え置き。
季節調整済指数 | 原指数 | |||
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指数 | 前月比(%) | 指数 | 前年同月比(%) | |
第3次産業活動指数 | 105.9 | 0.8 | 101.4 | -1.1 |
広義対個人サービス | 106.9 | 1.1 | 104.3 | -0.8 |
広義対事業所サービス | 104.9 | 1.4 | 98.7 | -1.4 |
業種別動向
- 内訳の大分類業種では、11業種中、生活娯楽関連サービスなど7業種が上昇、卸売業など4業種が低下。
- 表1.第3次産業総合を大きく動かした業種と主な要因
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業種名 主な要因 上昇方向に影響した業種 生活娯楽関連サービス 洗濯・理容・美容・浴場業は、リネンサプライ業が宿泊施設や飲食店需要の増加により上昇したことをはじめ、暖冬・好天を背景として全般的に好調、宿泊業は、ホテルが日本人客、外国人客とも増加したことから上昇、「飲食店,飲食サービス業」は、「パブレストラン,居酒屋」や「食堂,レストラン,専門店」などが暖冬による来客数の増加に加え年始需要が順調だったこともあり上昇。 運輸業,郵便業 郵便業(信書便事業を含む)は、先月大幅低下の反動や増加傾向にある国内小包郵便の順調な動きもあり上昇、道路貨物運送業は、宅配貨物運送業が順調だったことから上昇。 金融業,保険業 銀行業・協同組織金融業は、金融決済業務が企業活動や個人消費の活発化などを背景に全銀システム取扱高などが上昇。 事業者向け関連サービス 技術サービス業は、建設コンサルタントが官公需や外需が増加したことから上昇。 低下方向に影響した業種 卸売業 機械器具卸売業は、弱含む製造業活動や輸出入取引に加え、企業の設備投資を手控える動きもあり内訳4業種すべてが低下。 「医療,福祉」 - 表2.大分類業種の前月比と寄与度
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単位:% 業種名 前月比
(寄与度)前年同月比 寄与した主な内訳業種 <上昇業種> 生活娯楽関連サービス 2.4
(0.25 )-0.7 洗濯・理容・美容・浴場業
宿泊業
飲食店,飲食サービス業運輸業,郵便業 2.4
(0.23 )-0.9 郵便業(信書便事業を含む)
道路貨物運送業金融業,保険業 1.5
(0.15 )-1.8 金融決済業務 事業者向け関連サービス 1.7
(0.14 )2.1 土木・建築サービス業 情報通信業 1.1
(0.12 )0.8 ソフトウェア業
情報処理・提供サービス業小売業 1.1
(0.11 )-2.3 その他の小売業
機械器具小売業不動産業 0.3
(0.02 )-1.0 戸建住宅売買業 <低下業種> 卸売業 -1.4
(-0.19 )-7.2 機械器具卸売業
その他の卸売業医療,福祉 -0.2
(-0.04 )2.2 電気・ガス・熱供給・水道業 -1.1
(-0.03 )-3.0 電気業 物品賃貸業(自動車賃貸業を含む) -0.5
(-0.01 )1.2 その他のレンタル - 業種は第3次産業総合の前月比への寄与度の大きい順に掲載しています。
- 寄与度とは、あるデータ全体の変化に対して、その構成要素である個々のデータの変化がどの程度貢献しているかを示す指標です。
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サービス産業活動図表集 2020年1月の第3次産業活動指数の状況(PDF形式)
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最終更新日:2020年3月13日