グローバル出荷指数(平成22年基準)について(平成28年Ⅲ期(第3四半期))
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概要
グローバル出荷指数とは、製造業のグローバル展開を踏まえ、国内外の製造業の生産動向を「業種別」に一元的に捉えようとした指標で、四半期ごとに公表しています。
製造業の動向を事業所ベースで捉えることとし、「鉱工業出荷内訳表・総供給表」と「海外現地法人四半期調査」の組合せにより、海外生産(出荷)比率等を算出しています。
さて、最新28年Ⅲ期の結果は、
- 28年Ⅲ期のグローバル出荷指数は、3期ぶりに前期比上昇で、国内出荷の上昇によるもの。海外出荷は、2期ぶりに前期比低下。
- グローバル出荷指数が、国内出荷のみによって上昇するのは、3年ぶり。
- 業種別のグローバル出荷では、主要業種以外の業種の低下が目立つ。主要業種では、化学工業が内外とも出荷低下。
- 仕向け先別海外出荷では、「第三国向け」出荷が、特に大きく低下。
- 地域別海外出荷では、北米に立地する現地法の出荷は2期ぶりに上昇となったが、中国、ASEAN4からの出荷がともに2期ぶりに低下。
- グローバル化比率においては、出荷海外比率、海外市場比率は前期よりも低下。
- 平成28年Ⅲ期のグローバル出荷は、日本の国内出荷と北米からの海外出荷からの出荷によって、前期比上昇。
となりました。
詳細な内容につきましては上記スライドショーを御覧いただくか、
こちらのダウンロード用ファイル(PDF版)を御覧下さい。
また、経済解析室ニュースに、概説と解説記事をアップしていますので、そちらもお目通しください。