グローバル出荷指数(平成22年基準)について(平成29年Ⅲ期(第3四半期))
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概要
グローバル出荷指数とは、製造業のグローバル展開を踏まえ、国内外の製造業の生産動向を「業種別」に一元的に捉えようとした指標で、四半期ごとに公表しています。
製造業の動向を品目ベースで捉えることとし、「鉱工業出荷内訳表・総供給表」と「海外現地法人四半期調査」の組合せにより、海外生産(出荷)比率等を算出しています。
さて、最新29年Ⅲ期の結果は、
- 2017年Ⅲ期のグローバル出荷指数は、6期連続の前期比0.7%上昇でリーマンショック後の最高値を更新し109.5となった。
- 国内出荷は、前期比0.3%低下、海外出荷は、2期ぶりの前期比2.9%上昇と海外出荷が上昇寄与。
- 業種別のグローバル出荷では、主要4業種のうち、輸送機械工業、化学工業が大きく前期比上昇したが、はん用・生産用・業務用機械、電気機械工業が低下。
- 仕向け先別海外出荷では、「自国向け」、「第三国向け」、「日本向け」ともに全て上昇。特に「第三国向け」が前期比4.0%と大きく上昇。
- 地域別海外出荷では、北米以外の地域が上昇。特に、前期に低下していたASEAN4が前期比6.3%と大幅に上昇したほか、前期に続き中国が前期比2.5%と大幅に上昇。
- グローバル化比率では、出荷海外比率と海外市場比率、逆輸入比率はいずれも前期より上昇。海外市場比率においては、主要4業種全てが上昇。
となりました。
詳細な内容につきましては上記スライドショーを御覧いただくか、
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また、 経済解析室ニュース に、 概説 をアップしていますので、そちらもお目通しください。
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最終更新日:2018年1月19日