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近年の鉱工業の動向;鉱工業指数、鉱工業出荷内訳表、製造工業生産予測調査からみた動向分析



内容紹介

鉱工業生産は近年、2017年、2018年と上昇を続けたものの、2019年は一転、前年比マイナス2.9%と大幅な低下となりました。

2019年は、世界経済の減速や、米中貿易摩擦等をめぐる不透明感、消費税率引上げ、大型台風による被災等、我が国鉱工業は様々な変化に直面した一年でしたが、近年の鉱工業の動きの背景を探る観点から、経済解析室が公表している「鉱工業指数」、「鉱工業出荷内訳表」、「製造工業生産予測指数」のデータを用いて、最近の鉱工業の動向をグラフの形で整理したミニ経済分析『最近の鉱工業の動向』をまとめました。

 

上のスライドを御覧いただくことで、以下の点を確認することができます。

  • 2017年、2018年と上昇傾向で推移してきた鉱工業生産・出荷は、2019年に大きく低下。背景として、2018年前半まで好調だった輸出向け出荷が、2018年後半以降、低下傾向。さらに2019年第4四半期には、輸出向け出荷・国内向け出荷ともに大幅に低下。
  • 生産は低下の一方、在庫は未だ高水準。2019年第4四半期は在庫調整局面に入ったところ。
  • 業種別の動向をみると、直近の2019年第4四半期は、輸送機械工業を始め、ほとんどの業種で生産が低下。電子部品・デバイス工業の生産は上昇。
  • 財別の動向をみると、2018年まで出荷の上昇をけん引した生産財や資本財が、2019年には一転して低下に。2019年第4四半期は、すべての財の出荷が大幅低下。
  • 耐久消費財・非耐久消費財を合わせた消費財全体の国内向け出荷は2019年第3四半期から低下していたことをみても、消費税率引上げ前の駆け込み需要の鉱工業生産への影響は大きくなかったと考えられる。
  • 直近の2019年第4四半期に上昇した電子部品・デバイス工業は、在庫は低下傾向で推移しており、生産は持ち直しの動きをみせている。
  • 直近の生産低下に最も寄与した輸送機械工業については、2019年通年では生産は前年比上昇したが、第3四半期以降、連続で低下。国内向け出荷が第3四半期以降大きく低下したのに加え、輸出向け出荷は2019年に入って以来、低下傾向。
  • 生産の先行きについては、本年1月調査では多くの業種で1月、2月と上昇の見込みであったが、新型コロナウイルス感染症の影響は織り込まれていない。今後の動向には注意が必要。

その他、業種別の動向も含め、様々なデータを紹介していますので、詳細な内容につきましては上記スライドショーを御覧いただくか、こちらのダウンロード用ファイル(PDF版) PDFファイル を御覧下さい。

また、 経済解析室ニュース に解説記事もありますので、こちらも御覧下さい。

問合せ先

経済産業省 大臣官房 調査統計グループ 経済解析室
電話: 03-3501-1511(代表)(内線2851)、03-3501-1644(直通)
FAX : 03-3501-7775
E-MAIL : qqcebc@meti.go.jpメールリンク

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最終更新日:2020年2月25日
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