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国内出荷、海外出荷とも大幅低下し、4期連続の低下となった我が国製造業のグローバル出荷;グローバル出荷指数 2020年第Ⅱ期(2015年基準)



内容紹介

グローバル出荷指数とは、製造業のグローバル展開を踏まえ、我が国製造業の国内拠点及び海外現地法人の動向を内外一元的に捉えようとした指標です。製造業の動向を事業所ベースで捉えることとし、「鉱工業出荷内訳表・総供給表」「海外現地法人四半期調査」の組合せにより、経済解析室で試算している指標です。

2020年第Ⅱ期のグローバル出荷について、以下の点を確認することができました。

  • 2020年第Ⅱ期のグローバル出荷指数は、前期比マイナス17.0%と4期連続の低下。
  • 国内出荷は前期比マイナス15.5%と3期連続の低下、海外出荷は同マイナス20.4%と4期連続の低下。
  • 業種別のグローバル出荷では、輸送機械工業の前期比はマイナス35.6%と4期連続の低下となったほか、汎用・生産用・業務用機械工業、電気機械工業、化学工業、それ以外の業種計すべてで低下。
  • 2020年第Ⅱ期のグローバル出荷指数全体の低下に対し、 輸出向け出荷と海外現地法人の出荷の加重平均合計である「海外ビジネス」、国内拠点からの国内向け出荷である「国内ビジネス」とも低下寄与となったが、海外ビジネスの低下寄与の方が大きい。
  • 海外ビジネスの内訳をみると、日本国内からの輸出向け出荷、海外現地法人における出荷はともに低下寄与となったが、海外現地法人における出荷の低下寄与の方が大きい。
  • 地域別海外出荷では、ASEAN4、北米、それ以外の地域の前期比は低下。一方、中国(含香港)の前期比は上昇。
  • グローバル化比率では、出荷海外比率、海外市場比率、逆輸入比のすべてが前期より低下。

詳細な内容につきましては上記スライドショーを御覧いただくか、こちらのダウンロード用ファイル(PDF版) PDFファイル を御覧下さい。

時系列データファイル(EXcel版)Excelファイル もございますので、ご利用ください。

また、経済解析室ニュースに2020年第Ⅱ期のグローバル出荷指数の動向についての解説をアップしていますので、そちらもお目通しください。

経済解析ニュース内容
【概要】2020年第Ⅱ期のグローバル出荷指数;2020年第Ⅱ期までのグローバル出荷指数は、前期比マイナス17.0%と4期連続の低下。新型コロナウイルス感染症の世界的大流行の影響により、国内出荷、海外出荷とも大幅に低下。2020年第Ⅱ期のグローバル出荷指数の概要

問合せ先

経済産業省 大臣官房 調査統計グループ 経済解析室
電話: 03-3501-1511(代表)(内線2851)、03-3501-1644(直通)
FAX : 03-3501-7775
E-MAIL : bzl-qqcebc■meti.go.jp (■を@に置き換えてください)

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最終更新日:2020年11月4日
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