し好的個人向けサービスの低迷の背景にある「趣味・娯楽」行動の変化について
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概要
第3次産業指数(以下、サービス指数)の上昇の足をひっぱっているのは、個人消費の中の選択性が強い「し好的個人向けサービス」です。中でも最大の下落系列は「パチンコ」です。
パチンコは、お金を使った趣味・娯楽サービスの代表格ですが、本稿では、その低下要因を、人々の余暇行動の変化という視点で分析しました。
その結果、以下の点を確認することができました。
- 年代別人口に占める、パチンコをする人の割合が最も高いのは20代で、年齢と共に低下する傾向がある。この傾向は過去25年間不変である。
- パチンコの主要な顧客である20代、30代で、パチンコをする人が減少していることが、サービス指数の「パチンコ」指数が低下している原因である。
- 2016年調査時点の20代、30代の人口に占めるパチンコをする人の割合を、10年前のそれと比べると、20代で-40.7%、30代で-37.6%と大幅に下落している。
- 20代、30代の比較的若い世代の人達がパチンコをしなくなった理由には、お金を使った趣味・娯楽の人気が低下しているというだけでなく、いわゆる出玉規制といった外部環境の変化の影響があるかもしれない。
詳細な内容につきましては上記スライドショーを御覧いただくか、
こちらのダウンロード用ファイル(PDF版)
を御覧下さい。
また、 経済解析室ニュース に、 概説 をアップしていますので、そちらもお目通しください。
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最終更新日:2018年5月21日