- 統計
- 鉱工業指数(トップページ)
- 集計結果又は推計結果
- 結果の概要
鉱工業指数(生産・出荷・在庫、生産能力・稼働率、生産予測指数) 製造業の動きから見る日本の景気
平成27年基準の改定方針(案)を公開しました。季節調整において大きな変更(間接法の導入、毎月計算等)を検討していますので、意見募集のページを御覧ください。
結果の概要【平成29年4月速報】
(平成29年5月31日発表)
生産は持ち直しの動き
- 今月は、生産、出荷、在庫、在庫率とも上昇であった。
- 製造工業生産予測調査によると、5月は低下、6月は上昇を予測している。
- 総じてみれば、生産は持ち直しの動きがみられる。
最新の指数の解説
平成29年4月の鉱工業生産は、前月比4.0%上昇で、駆け込み需要期の生産を上回る水準。ただ、5月の生産計画は低下見込みで、在庫水準も上昇している状態。季調判断は「持ち直しの動き」で据置き。
平成29年4月の「生産」は、季節調整済指数103.8、前月比4.0%上昇となりました。前年同月比は5.7%上昇で、6か月連続で前年同月比上昇が続いて...(続きをみる)
生産・出荷・在庫動向
季節調整済指数 | 原指数 | |||
---|---|---|---|---|
指数 | 前月比 | 指数 | 前年同月比 | |
生産 (前月値) |
103.8 (99.8) |
4.0 (-1.9) |
98.2 (112.0) |
5.7 (3.5) |
出荷 (前月値) |
101.1 (98.4) |
2.7 (-0.8) |
94.4 (113.9) |
4.9 (3.5) |
在庫 (前月値) |
111.3 (109.7) |
1.5 (1.5) |
105.7 (101.9) |
-1.1 (-4.0) |
在庫率 (前月値) |
114.7 (111.5) |
2.9 (0.2) |
110.5 (94.0) |
-1.1 (-5.1) |
生産
生産は、前月比4.0%の上昇。
- 上昇業種
- 輸送機械工業、はん用・生産用・業務用機械工業、電子部品・デバイス工業等
- 低下業種
- 情報通信機械工業、パルプ・紙・紙加工品工業、石油・石炭製品工業等
出荷
出荷は、前月比2.7%の上昇。
- 上昇業種
- はん用・生産用・業務用機械工業、輸送機械工業、電子部品・デバイス工業等
- 低下業種
- 石油・石炭製品工業、繊維工業、窯業・土石製品工業
在庫
在庫は、前月比1.5%の上昇。
- 上昇業種
- 輸送機械工業、鉄鋼業、化学工業(除.医薬品)等
- 低下業種
- 情報通信機械工業、電子部品・デバイス工業、はん用・生産用・業務用機械工業等
製造工業生産予測調査
製造工業生産予測調査によると、5月は前月比-2.5%の低下、6月は同1.8%の上昇。
- 5月の低下業種
- 輸送機械工業、金属製品工業、鉄鋼業等
- 6月の上昇業種
- 輸送機械工業、はん用・生産用・業務用機械工業、鉄鋼業等
平成29年4月 | 平成29年5月 見込み |
平成29年6月 見込み |
|
---|---|---|---|
平成29年5月調査(今回) | -2.5 | 1.8 | |
平成29年4月調査(前回) | 8.9 | -3.7 |
※ 製造工業生産予測指数の結果に含まれる予測誤差について加工を行った、鉱工業生産指数の先行きを試算した結果も公表しています。
冊子、データダウンロード
- 生産・出荷・在庫・在庫率指数速報(概要冊子)
PDF
・html
- 生産・出荷・在庫・在庫率指数の時系列表、業種別・財別指数、生産予測結果
- 鉱工業指数 参考図表集
- 状況(~期ぶり、~連続の上昇等)、各指数グラフ、業種別寄与度、在庫循環図等(図表集 スライドショーのページ)
- 時系列データ等ダウンロード
- 年・年度・四半期・月次の各指数Excel・csvファイル(原指数・季節調整済指数)、採用品目数、ウエイト等
- 実数表
- 生産・出荷・在庫・在庫率の実数表
- 過去の結果概要
- 過去に公表した結果の概要、鉱工業指数冊子、参考図表集(速報ページには生産予測指数を、確報ページには能力・稼働率指数を掲載)
- 鉱工業指数のしくみと見方
- 指数とはどのようなものか、鉱工業指数の基本的なしくみ、簡単な使い方などを解説。
最終更新日:2017年5月31日