経済産業省
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電磁界の問題電磁界は何が問題になっているのですか?

 電気は、技術の進歩とともにいろいろな目的に利用され、産業の発展や生活の向上に大きな役割を果たし、私達にとってなくてはならないものとなっています。

 送電線の周辺に住んでいる人たちの健康について調査したところ、小児白血病と電磁界の強度に関連があるという報告が米国やスウェーデン等の研究者から1980年代に相次いで発表され、日常的な電気の使用により発生する電磁界が健康に影響を与えるのではないかということが問題になりました。
 これを契機に世界中(もちろん日本でも)で、電磁界と健康影響の関係を真剣に考えるようになりました。世界保健機関(WHO)では、1996年に「国際電磁界プロジェクト」を発足させ、電磁界ばく露の健康リスク評価を進めています。
 このホームページは電磁界の健康影響について、これまでに分かっている事実をできるだけ正確にお伝えすることを目的としています。

*1 小児白血病は小児がかかる血液がん。

 作成にあたっては、電磁界の健康影響に関する専門家、リスクコミュニケーションの専門家、消費者団体代表者等の方々より、その内容の正確さ、公正性、分かり易さ等について監修いただきました。

監修(50音順)
池畑 政輝 (鉄道総合技術研究所)
牛山 明 (国立保健医療科学院)
梅澤 晋一 (国民生活センター)
大久保 千代次 (電磁界情報センター)
多氣 昌生 (東京都立大学)
土田 昭司 (関西大学)
飛田 恵理子 (東京都地域婦人団体連盟)
水野 幸男 (名古屋工業大学)
山口 直人 (労災保険情報センター)
事務局
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