経済産業省
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用語集

周波数と波長

電磁界(電磁波)は、その強さが周期的に強くなったり、弱くなったりしています。1秒間における強弱の回数が周波数(Hz、ヘルツ)です。
また、電磁波の伝わる速さは周波数に関係なく、1秒間に30万㎞進みますから、この距離を周波数で割ると、強弱の間隔(距離)が出ます。これを波長といいます。
50Hzの電磁界(電磁波)は1秒間に50回強弱が変化し、その波長は、30万㎞÷50回=6000㎞となります。

電界、磁界の単位

電界の強さは距離(m)あたりの電圧(V、または㎸)で表します(V/m、または㎸/m)。例えば、10m離れた2枚の平行な板の間に5万V(50㎸)の電圧を加えると、板間の電界は50㎸÷10m=5㎸/mとなります。
磁界の強さの単位は(A/m、アンペア/メートル)ですが、通常、対応する磁束密度の単位であるテスラ(T)、ミリテスラ(mT)、マイクロテスラ(μT)、ガウス(G)などで表します。それらの関係は次のようになります。
1mT=1/1000T
1μT=1/1000mT
1G=1/10000T=0.1mT=100μT

疫学研究

疫学研究とは,病気の原因と思われる環境因子を設定し,その因子が病気を引起こす可能性(例えば喫煙と肺がんの関係など)を調べる疫学的研究です。疫学研究の手法には大別してコホート研究と症例-対照研究の二つがありますが、電磁界の健康影響に関する疫学研究は症例-対照研究がほとんどです。
症例-対照研究では症例(患者群)と対照(健康者群)からなる二つの集団を選び、次にこの2群についてばく露の有無を調べ、症例(患者群)の中でばく露した人としない人の割合と、対照(健康者群)の中で曝露した人としない人の割合を比較する方法がとられます。

世界保健機関
WHO:World Health Organization
http://www.who.int/世界保健機関WHO:World Health Organization

国際連合に組織される専門機関のひとつでジュネーブに本部を持ち180か国以上が加盟。すべての人々に可能な限り高い水準の健康をもたらすことを目的として、公衆衛生の向上、医学研究の促進、環境問題などの保健衛生に関する事項全般の活動をしています。
WHOは1984年に「WHO環境保健基準35巻」、1987年に「WHO環境保健基準69巻」を発刊しています。
更に1996年に電磁界ばく露の健康リスクを評価することを目的に「国際EMF(電磁界)プロジェクト」を発足させ、周波数0~100㎑を対象に2007年6月に「環境保健クライテリア(EHC)モノグラフNo.238(WHO, 2007)」を発刊し、これに基づいて「ファクトシートNo.322 超低周波の電界及び磁界へのばく露」を発表しました。
(http://www.who.int/peh-emf/en/)世界保健機関WHO:World Health Organization

国際非電離放射線防護委員会
ICNIRP:International Commission on Nonionizing Radiation Protection
http://www.icnirp.org/国際非電離放射線防護委員会ICNIRP:International Commission on Nonionizing Radiation Protection

国際非電離放射線防護委員会(ICNIRP)は非電離放射線からの人体及び環境の防護の推進、特に非電離放射線からの人体の防護に関するガイドラインと勧告を提供することを目的として1992年に設立された中立的な国際的組織です。ICNIRPのガイドラインは各国政府に対し強制力を持つものではありませんが、各国の専門家が参加した保健衛生の立場からの評価として、世界各国の防護指針やガイドライン作成に大きな影響力をもっています。

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