日本への輸入で使うには
STEP.2 輸入する品物のHSコードを特定する
HSコードは輸出入の際に商品を分類する番号です。
この番号から関税率、原産地規則を調べることができます。
HSコードは、日本では、以下の9桁の統計番号として定められています。
①「類(=上2桁)」
②「項(=上4桁)」
③「号(=上6桁)」
④「統計細分(=下3桁)」
以下の概念図のとおり、HSコードは桁数が増えるにつれて、細かな品目が特定されます。
なお、HSコードは、「号(=上6桁)」までは世界共通ですが、それ以下は各国別に定められています。
例えば、日本は統計細分の3桁を加えた9桁のHSコードを定めていますが、アメリカでは10桁のHSコードを定めています。
HSコードを調べるには
HSコードは「輸出統計品目表」または、「実行関税率表」で調べることができます。 (通常の輸出入の際に必要となる輸出入申告書に記載する日本国内細分のHSコードは、日本からの輸出申告の場合は「輸出統計品目表」で、日本への輸入申告の場合は、「実行関税率表」を用います。)
輸入時のHSコードは、財務省・税関の実行関税率表から調べることができます。
実際に輸入をする前に、各地の税関に事前に確認をお願いします。
各税関の問い合わせ先
貨物の関税分類(税番)や関税率などについての照会を行いたい場合には、以下の連絡先にお問い合わせください。